ギターを弾いている人は聞いたことがある言葉だと思います。
エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ジミー・ペイジ
この3人を指しているこの言葉は、当時日本の出版社が雑誌や書籍の中で用いて以降、世間的に使われるようになったそうです。
1960年代、まだロックが産まれて間もない頃。この3人はヤードバーズに入れ替わりで所属していました。3人の中で最後に加入したジミー・ペイジ(最初ベーシストとして加入)は一時期ジェフ・ベックとツインリードギターを取っていた時期もあります。
やがてヤードバーズは各々の理由で脱退する者が続出、バンドは事実上解散状態に。一人残されたジミー・ペイジは元々バンドの継続に意欲的だった事もあり、新たなメンバーを迎えて立て直しを計ります。これをきっかけにレッド・ツェッペリン誕生へと繋がりました。
The Yardbirds - Stroll On (Jeff Beck & Jimmy Page 1966)
1960年代、ムーブメントが起こり、多くのバンドが姿を現してくると同時に、ロックという未知なる音楽の存在が世間に認知されていきます。そのジャンルを表現する中で、中心的な存在となったエレキギター。音楽が進化するに連れ、エレキギターの表現力やファッション性などの要素が見出され、この不完全な楽器はこの頃を境に一躍することとなります。
3大ギタリストと呼ばれる彼らが、現在もなおエレキギターの象徴的な存在として知られるのはなぜか。個人の意見としては、音楽を新たな方向へ導いていった功績が非常に大きいのが、ひとつ理由だと考えます。
彼らを抜きにエレキギターを語るのは、なかなか難しいですね。
Eric Clapton,Jeff Beck,Jimmy Page-Layla